チョコレートのお話

チョコレートアレルギー

チョコレートアレルギーとは、お菓子の一つ「チョコレート」（カカオ）を食べることによって
起こるアレルギー症状をいいます。

チョコレートおよびカカオ主原料食品には、チラミンと呼ばれる血管浮腫物質が含まれており、
これに起因するとされています。

また、カカオにはニッケルも含まれている為、
これに対してアレルギー体質を持つ人は症状が出るそうです。

症状は、下痢、嘔吐、鼻血、腹痛、痙攣など様々であり、
鼻血はアレルギーでもない人でも食べ過ぎると出る事があるとのことです。

チョコレートを食べると鼻血がでるというのは、医学的には根拠がないということですが、
やはり何か関係があるのでは･･･って気もしますが･･･････・。

しかし、日本チョコレート･ココア協会というところでも、
チョコレートと鼻血は、医学的にはまったく関係がないと断言しています。

ちょっと話がそれましたね、もとに戻します。

チョコレートアレルギーは、アナフィラキシーショックを起こす場合もあり、
死亡例もある為、症状のある人へのふざけ半分での対応は注意が必要。

また、今までチョコレートを食べても何の症状も出ていなかった人でも、
ある日突然にアレルギー症状が出ることもあるそうです。

近年では、カカオの代わりにキャロブ（イナゴマメ）を用いて作った、
一種の代用チョコレートも販売されており、注目されています。

チョコレートアレルギー、気軽に考えると恐そうですね。

チョコレートアレルギーの症状に、思い当たる節のある方は、
一度専門のお医者さんに相談してみてくださいね。

バレンタインデー症候群

2月14日のバレンタインデーの日から、数日後にチョコレートアレルギー症状を持って医師、
歯科医師の診断を受けに来ることをバレンタインデー症候群といわれます。

この時期は、チョコレートアレルギーが多くなる時期とされており、
バレンタインデー症候群という名前が付いています。

バレンタインデー症候群は、正式な病理疾患名、臨床疾患名でもなく、単なる総称名です。

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